CAD/CAMシステムのSSD大容量化
更新日:2024年08月09日
CAD/CAMシステムは、高性能のコンピュータと高機能のCAD/CAMソフトウェアで構成されています。
現在のシステムを使用開始して3年目となりますが、度重なるOSやソフトウェアのアップデートで補助記憶装置SSDの使用容量が限界となり、ソフトウェアが起動できなくなったり、複雑なCAD/CAMデータの利用に影響が出る可能性が出てきました。
使用しているSSDはM.2(NVMe)と呼ばれる高速タイプ(高額でもあります)で、現在の容量は256GBですが、こちらを1TB(≒1000GB)のものにアップグレードします。これにより、上記の不具合の解消と今後の使用容量アップ対策を行えます。ただ交換するという作業では終わらず、高額で高性能なソフトウェアが多くインストールされていますので、それらのライセンス(使用権限)を移行しながらとなり、専門の知識を持った企業様にての作業です。
併せて、ソフトウェアの不具合修正プログラムの適用や、来年10月Windows10サポート終了対応のためのWindows11化を実施します。
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高性能グラフィックボードの設置や発熱対策のため、大型の筐体です。 |
赤丸の位置にSSDが接続されています。特殊な形状のネジで固定されています。 | このような専用機器を使って、クローンを作成します。左のSSDの内容を、右のSSDにクローニングしています。 |