校訓・校章・校歌
校訓
(自己の良心に従って真心をもって行動すること)
(自ら進んで勉強やものごとに取り組むこと)
(一心に勉強に仕事に励むこと)
校章
校章の由来
島根県立出雲工業高等学校は昭和37年4月に開校しました。それまでは商業と工業の学科を備えた島根県立出雲産業高等学校で、大津町に校舎がありました。現在地に工業高校が建設され「塩冶ヶ丘」と命名され、昭和38年4月から塩冶ヶ丘での学校生活が始まりました。校章は開校前の昭和37年2月に制定され、以下のような意味が込められています。
『八雲立つ出雲、果てしなく広がる空にぽっかりと浮かぶ雲が校章全体を形どり、出雲と工業を表そうと考え、出雲市の市章と工業の「工」の字を主として用い、我らの名をば日本の津々浦々、隅々までにとどろかすように出雲市の市章を四方に広がりを持たせるように変形して用い、若い我々のプライドとして、また高校生であることを自覚するようにと「高」の字を「工」の上に陣取らせた。』そのデザインについては、『開校の際、先生、生徒から広く募集され、当時機械科の一生徒の作品が採用され、それに他の作品の良い点を取り入れ、さらに修正を加えた上で決定した』とのこと。(昭和39年6月16日発行出雲工業高校新聞 竣工記念特集号より)
校章のカラー化について
本校は去る平成26年6月に新校舎が竣工し、平成28年10月に機械・電気科新実習棟の竣工式を行いました。すべてが新しくなり、新しい時代を歩み出しました。
そこで、印刷物やWebページなどカラー表現が主流になっていることを踏まえ、校章をカラー化することにしました。そして卒業生会の役員の方々にも了承をいただき、カラー化を進めてまいりました。
平成28年の夏、昭和37年の校章決定時と同様に校章のカラー図案を生徒と教職員に募集しました。提出されたデザイン案は、生徒104案、教職員9案で計113案にもなりました。そして選考委員会で選考していきました。
その結果、本校の卒業生で現建築科教員の中島雄毅先生の図案を採用し、その他の良い点を取りいれ、修正を加えて決定に至りました。その際、生徒から提出されたデザインに込められた思いを集計すると、「明るい」「輝く」「未来」という言葉が特に多かったので、この3つのことばをコンセプトに加えました。
こうしてできあがったのが、ここに掲げている校章です。
八雲立つ出雲、果てしなく広がる空にぽっかりと浮かぶ雲は、校歌に謳われているように新しい校舎・実習棟と同じ白色で表現しました。四方に広がりを持たせるように変形した「工」の字は銀色にし、「明るく、輝く、未来」を表現しました。「高」の字と雲の輪郭は紺色で知性と誠実さを表現し、全体的に品格と落ち着きを感じさせるデザインとしています。(平成28年10月25日 機械・電気科新実習棟竣工式典にて披露)
なお、開校時決定された校章に敬意を表し、白黒印刷の場では従来の線と点で表現された校章を使っていきます。